海外との取引について
海外と取引をするときにデポジットや商品代金、送料等と何かとお金を海外送金しないといけません。
海外と取引したことがない人にはあまり馴染みのない海外送金ですが、昔と比べかなり便利になり、個人での送金も容易に安く可能になりました。
代行業者によっては日本の口座に日本円で振込が可能なところもありますが、レートも良くない所が多々あり、何回も取引をするなら必ず損をします。
日本の地方銀行からタイの銀行へ振込も可能ですがとてもオススメできません。
ここではTT送金について説明します。
TT送金とは、国内で行われる銀行振込と同じような感覚で決済する方法で、小ロットの生産や仕入れなどでベーシックに使われてます。
ここでは、海外送金に必要な情報と便利なサービスを紹介します。
海外では締め支払いはできない?
締め支払いは日本の文化です。最近では海外でも締め支払いを対応する企業が増えてきましたが、基本的に海外との取引に対して締め支払いのシステムはありません。
そもそも締め支払いはお互いの信頼があってこそ成り立つシステムです。
日本でも知らない人がいきなり来てお金は後から払うからと言われても信用して商品を先に渡す人はいません。
基本的には締め支払いはできないと考えてください。
送金をする上で気をつけること
海外との取引で代金をちゃんと支払ったのに荷物が届くか心配だと思う人も多いと思います。
オーダー時に相手から提示される金額は全額を支払う必要がありません。
デポジットにて対応できます。
デポジットとは保証金と日本語に訳され、容器やサービスを利用する際に必要なカードなどを借りる際に支払う「預かり金」のこと。
wikiより
デポジットの割合は、80%ですと生産金額(必要経費)の全てをオーダー側が支払ったと思って良いでしょう。
お店の利益は10%〜30%程度と考え、デポジットの割合はお店とオーダー側双方で保証をしデポジット50%~60%の設定が妥当だと私は考えます。
全額を要求するお店とは取引を避けましょう。
初めの取引は慎重に進めたほうが良いです。
もちろん商品仕入れの場合は、すでに商品がその場にあるので100%払う必要があります。
海外との取引は、お店とバイヤーがお互いに信用出来るまでに時間が掛かります。
私も最初の頃はデポジットで50%から80%支払っていました。
今でこそ長い付き合いのお店にはデポジットが要らなくなりましたがそれでも新規のお店とはデポジットを払ってます。
残金は商品を受け取った時にお店に支払いします。
後でトラブルを避けるためにデポジットを支払った領収書は必ず受け取る時に持って行きましょう。
トランスファーワイズ
海外送金で便利なサービス、トランスファーワイズは私も使っている送金サービスです。
海外の家族や友達にも送金が可能ですので、何かと便利に利用させて頂いてます。
海外送金にはとても便利なサービスで、三井物産とWiLが出資しているので安心感があります。手数料も安くお勧めの送金方法です。
着金のタイミングは早ければ当日も可能ですが余裕を持って2、3日見ておきましょう。
あらかじめ引き落とし口座を設定するのでその都度、口座を指定する必要がありません。
引き落とし口座はゆうちょも使えますので大変便利です。
送金シュミレーターがありますので実際に使う前にご自身で確認してください。
スマホからアプリをダウンロードしておくと便利です。
楽天銀行
ネットでの売買が多いこの時代、楽天銀行を使ってる人は多いのではないでしょうか?
楽天銀行も海外送金ができて他の銀行に比べると安いです。
ビジネス専用の口座は楽天にしてる人にはオススメです。
少ない金額を送金する場合はトランスファーワイズより安いです。
こちらもシュミレーターがありますので送金したい金額を入れてトラスファーワイズと比べてみてください。
どちらのサイトもタイだけでなく、アメリカ 中国 バングラデシュなど日本人のバイヤーが良く使う国にも対応してるので便利です。
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